読書感想文

「書く習慣」を読んで私は変わった

書く習慣を読んで私が感じたこと

「書く」のって好きじゃないと、しんどくないですか?

文章を書きたいけどしんどいかな?好きじゃないし書いても誰もよんでくれないし。
そう思うひとは多いと思います。私もその一人でした。
そう思っていた時たまたま本屋さんでこの本を見つけました。

書く習慣 いしかわゆきさん著 株式会社クロスメディア・パブリッシング発行

文章を書いてみたい、書いた文章をTwitterやブログで発信したいと思っている方は
一度読んでみてください。
読み終わった時には文章を自分の言葉で書いてTwitterやブログ等何らかの形で
発信したくなっていると思います。
私も書く習慣がきっかけでTwitterとブログを始めた一人です。

著者紹介 いしかわゆきさん

ライター。早稲田大学文化構想学部 文芸・ジャーナリズム論系卒
まったくの未経験からWebメディア「新R25編集部」を経て2019年にライターとして独立

誰でもなく「自分のため」に書いていい

自分の考えを自分の言葉で書いてSNS等で発信するとすごくバッシングされたりすることを
よくニュースや新聞で見かけます。
だから発信するのを嫌がる人が多いですよね、私もその一人でした。
でも大半の人が本質的に自分のことが語りたいみたいです。

人は誰よりも自分のことが大切で自分のことを語りたいみたいです。
まずは自分の気持ちを書いて、何らかの形で発信してみましょう。
人のためになることではないとダメとかはまだ考えなくていいです。
人のためになることはもう少し先に考えましょう。

「自分はアホだ!」と思う

自分のことをアホだと思うのは嫌ですがメリットもあります。
アホだから忘れる「忘れるから残しておこう」

ドイツの実験心理学者エビングハウスは、人が記憶したことをどのくらいのスピードで
忘れるかの実験をしました。
1時間後には役50%を忘れ、24時間後には約70%を忘れ、
1か月後にはほとんど記憶に残っていないという結果になったみたいです。
エビングハウスの忘却曲線より

仕事でもメモをする人としない人では、しゃべり方も全く違います。
メモをする人はある程度まとまったしゃべり方ができているけど、
メモをしない人は全く何を言っているかわからないし、伝えたいことが伝えられないので
ダラダラと長話になる。

とにかく自分の気持ちを自分の言葉でまとめてみましょう。
着飾らなくていいし、恥ずかしがらなくてもいいし、自分の言葉で書いてみましょう。
まずは「誰にも見られない」と思って書いて何らかの形で発信してみましょう。

思いついたら書いてみましょう今から書いてみましょう。
「明日やろう」は馬鹿野郎です。

小さな行動で生活が変わり人生は変わります。
いきなり激変はむりですがコツコツとと続けることで人生は変わっていきます。
最初はしんどいと思いますが、はじめの一歩をふみだしてください。

習慣になれば書くのが楽しくなる

いい習慣を作るのは難しいし時間がかかりますが、作ってしまえばあとは楽です。
出来上がった習慣を無意識にタンタンとこなしていくだけです。

「書く」を習慣化するにはどういった方法があるでしょうか?
著者のいしかわゆきさんがオススメしている方法です。

  • 誰かに宣言すると責任感が生まれて、自然と書くことができる
  • ハードルを下げる、例えば1日5分だけ書くとか1行書くとか
  • スキマ時間を見つけてそこに書くことを入れる
  • 仲間を探してグループで書くことを進めていく

文章を書いたら誰かに見てほしいですよね、そんな時一番いいのはTwitter
スマートフォンがあれば手軽に発信できる、自分の思いを140文字に要約する。
140文字とかぎられているため頭をフル回転して考える必要があるからです。

何を発信したらいいか悩んだら本や漫画の読書感想文を書いてみるとか、
映画やドラマを見て感じたことをまとめてツィートしてみましょう。
140文字がしんどいと思えば、箇条書きを試してみましょう。
1文1文を短くすることでハードルが下がり書きやすくなります。

読まれるともっと好きになる

Twitterやブログに投稿した文章が誰かに読まれて、コメントやいいねを
もらったりすると、とてもうれしくなります。
ではどういった文章が読んでもらいやすいのでしょうか?

  • あなたしか知らないことを書く
  • 「実体験」が入っている文章、自分の体験談
  • 文章で意図的に誰かを傷つけてないか注意して書く

恥ずかしがらずに自分の言葉で文章を作り発信する。するとだれか読んでくれます。

インターネットの世界では読んでくれる人が”0”というのはありえません。
例えばTwitterでいいねが0でも誰かは見ていますし、発信を続けているうちに
共感してくれる人とつながることができます。

その反面、自分の書いた文章で誰かを傷つけてしまうことも、ないわけではないです。
「細心の注意」をして書いていきましょう。
誰一人傷つけず、嫌な思いもしない文章というのはないと思います。
でも書いた文章を自分で読んでチェックしてから発信するようにしましょう。

書く習慣まとめ

私はこの「書く習慣」のおかげでTwitterとブログを始めました。
書くということに関しては日記を20年くらい書いてますが、
アウトプットはしたことがありませんでした。
そんな私でもブログはまだまだですがTwitterは1日2ツィートを8ヶ月継続してます。

書くことを始めて、発信を継続できた理由の例です。

  • 誰のためでもなく「自分のため」に書く
  • 誰にも見られてないと思って書く
  • ハードルを下げる、ゆるく続ける
  • SNS等で誰かに宣言する
  • 好きなものについて書く

本の最後に、「書く習慣」1カ月チャレンジというのがあります。
30日分の質問があり、それに1日1問ずつ答えてTwitterに投稿する方法です。
1日1問なのでゆっくり考える時間もあり、自分と向き合えることができて、
今まで思いつかなかったことも、見つかるかもしれません。
1カ月続けることで少しは考え方や、書くということについての考えが変わると思います。

私の場合ですが30日分の質問に答え1カ月Twitterに投稿することができたと
ツィートしたら著者のいしかわゆきさんがコメントくれました。
ビックリしましたが大変うれしかったです。

私はこれからもTwitterとブログを続けていこうと思います。
1番の理由は楽しいからです、楽しいと思うことは続けることができます。
もしこの「書く習慣」が気になった方は一度読んでみてください。