自己紹介

そろそろ、お酒やめようかなとおもったときに読む本を読んで

そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本を読んで

お酒を飲むのをやめようかな、飲む量を減らしたいなと思っている人はぜひ
この本を読んでみてください。
その前にお酒をやめることのメリットを挙げてみます。

  • ぐっすりとよく眠れるようになる
  • 夕食の量が減り体重も減る
  • 肌の調子が良くなる
  • 出費が抑えられる
  • 生活習慣病やがんのリスクが低くなる
  • 思考がクリアになる
  • 時間にゆとりができる

以上の7点です。まだまだあると思いますが挙げられていた分です。

お酒を飲むメリットは何ひとつありません。

著者紹介

垣谷陽一さん。東京アルコールセンター・センター長。成増厚生病院副院長。医学博士。
筑波大学大学院修了後、2003年より成増厚生病院附属の東京アルコール医療総合センターにて精神科医として勤務。最新の知見を応用した治療を行い、多くの回復者を
送り出している。
臨床のかたわら、学会や執筆、地域精神保健、産業精神保健、メディアでも活躍中。

お酒のない人生を選び取ろう

人はなぜお酒を飲んでしまうのでしょうか?

  • 飲むと、とにかく気分がいい
  • 緊張がゆるんでリラックスできる
  • 高揚して、楽しくコミュニケーションできる

人間とお酒の関係は、古代エジプト時代からのお付き合いみたいです。
今から約5000年前からのお付き合いです。

お酒を飲んで”ハイ”になるのは脳内で生み出されるドーパミンやセロトニンなど
「気持ちよくなる物質」の薬物作用です。

適量にお酒を飲むと脳の機能が低下して、鎮静作用から多幸感につつまれてフワフワした
気持ちになります。
この感じが酔っぱらっている状態です。

おとなしい人でもお酒を飲むとテンションが上がり、普段しゃべりにくいことも
すらすら話せたりします。

でもお酒を飲み続けているとアルコールへの耐性ができて、お酒に強くなり少量では
ものたりなくなり、どんどんと飲む量が増えて飲むことが習慣化されてしまいます。

「毎日飲む人」はアルコール依存症予備軍?

人によってお酒の飲み方は違います。
毎日飲む人でも家で晩酌して飲む人、仕事帰りに居酒屋やコンビニによって飲む人
また飲む頻度も人によってバラバラです。

  1. なにかイベントがあるときだけ飲酒する    「機会飲酒」
  2. なにもイベントが無くても定期的に飲酒する  「習慣飲酒」
  3. 夕食の際に飲むことが習慣になっている    「晩酌」

①はセーフ

②,③はアルコール依存症予備軍です。

私は現在③です。
一昨年この「そろそろ、お酒をやめようかなと思ったときに読む本」を20回くらい読んで3カ月くらいお酒をやめてました。
年末に家族で忘年会として焼肉に行き、ビールを飲んでしまい
また元に戻ってしまいました。

現在の私は予備軍です。
夕食時の晩酌としてビールを飲みだすとその後缶チューハイやハイボール等いろいろな
アルコールを飲んでしまいます。

今の生活を改善したいためこの本を読み直してまとめてみました。

お酒を飲む量を減らす7選

完全に断酒、禁酒はいきなりではしんどいと思いますが、
お酒を飲む量を減らす減酒、節酒はできます。
自分のやる気と作戦次第で厳守、節酒はできます。
その方法を7選書いてあります。

  1. できるだけゆっくり飲むようにする
  2. 先に食べてから飲み始める
  3. お酒とお酒の間に水を飲む・薄くして飲む
  4. “チャンポン”で飲まない
  5. ノンアルコール飲料をうまく使う
  6. 時間制限を設けて飲む
  7. 週当たりで飲む量を調整し、満足度を上げる

以上の7選が書かれてます、全部いきなり実践は難しですが、できることからひとつずつ
取り組んでみてはどうでしょうか?

私の場合は⑤の「ノンアルコール飲料をうまく使う」をしています。
うまく使えているかは疑問ですが、ある程度の満足感はあります。
最近のノンアルコールビールは味は普通のビールと変わりはありません。
実際目隠しをして飲めば味だけでは気が付かないと思います。

変わりがあるとするとアルコールを飲んで少しするとフワッとしますよね。
その感覚がないことです。
あとは缶にノンアルコールビールと書いてあるので、飲む前に缶を見て
「ああ、お酒はいってないんやな」と思ってしまい、ビールを飲んでいるという
感覚が無いことです。

ノンアルコールビールも最近たくさんの種類があり、味も普通のビールと飲み比べてもあまり変わらないように思います。

まとめ

なぜ人間はアルコールを飲むのか?
中程度以上のアルコール依存症者はもともとお酒を飲むような生き方や価値観、
考え方があるようです。
我慢を強いられている環境で、生きづらさやさびしさなどの感情をなぐさめるために
飲酒を始めるのです。
アルコールを飲むと一時的に脳に麻酔がかかり苦しみが紛れるという感覚になりますが、その感覚は間違いでアルコールは薬物です。

合法ですが薬物です。

アルコールは「ターミナルドラッグ」とも呼ばれています。
「ターミナル=終着駅」という意味で、いろいろな薬物を使った人が最終的にアルコールに行きつく終点の薬物です。

現在はタバコに関しては禁煙や飲食店では吸えないのが当たり前ですが、ひと昔前は電車や
飛行機、映画館などあらゆるところでタバコが吸えましたが、今ではタバコを吸う場所も
吸うひとも減ってます。

近いうちには日本でもお酒に関するルールが変わってくるかと思います。
私もお酒に対する考え改めて考え直してみようと思います。
断酒、節酒、禁酒、卒酒など気が付いたことをブログ、X(旧Twitter)でも発信していきます。
よろしくお願いします。