がんばらない戦略を読んで
すごい努力をしているのに、あまり何も結果が出ずに全く評価されず、報われない人っていますよね、そんな人に読んでほしい本です。
ガンバール国とガンバラン王国という2つの国で行われていることを
物語形式で10話に分かれて書かれています。
1話が短いので大変読みやすいです。
中田敦彦さんのYouTubeで知りすぐに買って読みました。
動画及び著者紹介
https://www.youtube.com/watch?v=wHSxI_bW4QI

川下和彦(かわした・かずひこ)
クリエイティブディレクター、習慣化エバンジェリスト。兵庫県出身。
慶應義塾大学大学院修士課程終了。
たむらようこ
放送作家。ベイビー*プラネット代表取締役。福岡県出身。早稲田大学卒業。
とりあえず同じ服ばかり着ている男

10話の物語から気になった3話を紹介します。
人間って本当になにかを決める集中力って1日10回分しかないみたいです。
言いかえると、これをやろう、これにしよう、と”意思決定”に使えるカードは
ほんとは1日10枚しかあたえられてないらしいです。
成功者は必要でないことに”意思決定”のカードは使いません。
例えば服装や食事などの選択にそのカードは使いません。
成功者の例をあげてみると。
- Facebookのマーク・ザッカーバーグはグレーのTシャツに黒のパーカー
- Apple社のスティーブ・ジョブズは黒のタートルとジーンズ
- アメリカのオバマ元大統領はグレーか青のスーツ
- イチローは試合前にはカレー
イチローのカレーはホンマかウソわかりませんが、その他の方々の服装は
誰もが知ってます。
服装を決めると楽です。それだけ無駄な選択が減るということです。
食事特に朝食で母親が子供にパンとご飯どっちがいいと聞いたりするのは無駄です。
朝食は何を食べるか決めてしまう方が楽です。
成功はしてませんが私もいろいろ試した結果、朝食は豆乳とキュウイです。
少ないようですが慣れれば問題なく昼食まで働けます。
以前はキュウイのかわりにバナナでしたがキュウイの方がいいと聞いたので変えました。
今のところ自分には最適解かと思います。
美人とすれ違うと腕立て伏せをはじめる男

トリガーフレーズってありますよね。人間って何かをするにはスイッチが必要です。
条件反射とでもいうのでしょうか?
チャイムが鳴ったら昼休み、サザエさんを見たら日曜日が終わり、明日から学校又は仕事。そういうトリガー(引き金)って誰にでもありますよね。
自分を突き動かす、スイッチを見つけることこそが人生。
それはモテたいでも、お金持ちになりたいでも、有名になりたいでもいい。
- やる気のスイッチを見つける。
- 段取りを減らして行動をシンプルにする。
- あとはガンバらなくても自動操縦でうまくいく。
自分のトリガーを探してみましょう。
火曜日の淑女

火曜日になると道路を掃除している女性の話です。
何かものごとをする、例えば掃除、片付け、整理整頓、ごみ捨てなど。
そういうやらなくてはいけないことは曜日で決めてしまいましょう。
曜日で決めてしまえば、ひとはたいがいのことはできます。
曜日と時間を決めるまでが難しいし、疲れますが決めてしまえば毎週その時間に
行動するだけです。
がんばらないまとめ

ひとが習慣をつくり、習慣がひとをつくる。
習慣さえできれば無理をすることは何もないです。
何も考えず、何も感じずにその習慣をタンタンとこなしていくだけ。
ヨットが風の力だけで航海をしているような感じです。
まずはひとつでも身に付けたい習慣を曜日と時間を決めて行動してみましょう。
最初はしんどいと思います。
でも1週間、2週間と過ぎていくとその曜日のその時間にその習慣をしないことが、
気持ち悪くなり、何も考えず行動してしまいます。
まずはひとつずつ習慣を作っていきましょう。
いい習慣を身に付けて悪い習慣はやめる。
難しいですがこれができれば人生は大きく変わるでしょう。
10話のうち私が気になった3話を紹介しました。
ほかの7話も楽しいし、ためになる話ばかりです。
かわいいイラストも描いてあり大変読みやすい本です。
気になった方は一度読んでみてください。