読書感想文

人は話し方が9割を読んで

人は話し方が9割を読んで

だれでもできるけど、ほとんどの人がやってない、できてない話し方が書かれている本です。
変なテクニックとか必殺技のようなものが書かれている本ではないです。
話し方というより話すときの気持ちや相手に対する態度が学べます。

私はこの本に出合うまで全く逆方向の話し方をしていたので少しでも人間関係がうまくいくように勉強していきたいです。

人間関係やコミュニケーションの悩んでいたり、苦手意識がある方は一度読んでみてください。

著者紹介

松永茂久(まつながしげひさ)さん
株式会社人材育成JAPAN代表取締役
書籍累計発行部数330万部、講演累計60万人
大分県中津市生まれ

2001年に3坪しかないたこ焼きの行商から商売を初めて2003年にダイニング陽なた家をオープン。口コミだけで大繁盛店になる。
自身の体験をもとに「人の在り方」を伝えるニューリーダー。

著者ホームページはこちらhttps://www.nagamatsushigehisa.com/

人は話し方が9割との出会い

「人は話し方が9割」この本との出会いはどこの本屋さんでも山積みにされているベストセラーの本です。
大学の都合で東京で一人暮らしをしていた息子が帰省した時に持って帰ってきていて借りて読みました。

本は電子書籍ではなく紙の本を買って読むのですがこの本は借りて読んで、とてもいい内容だったので読書感想文が書きたくなっていろいろ書き込みや角を折ったりしてボロボロになりました。

息子には新品を買ってかえしました。

話し方は「聞き方が9割」

話し方において一番大切なことは聞くことです。
人間は自分のことが一番好きで、一番気になっています。
例えば集合写真を撮ったりしたらまず自分を探します。その次は好きな異性や好きな友達を探すでしょう。
とにかくまずは自分をみつけて、うまく写っているか目は閉じていないか等を確認して、うまく写っていると満足します。

誰かと話をするときも人の話を聞くよりも自分のことを話す人の方が多いようです。
そういう相手に気持ちよく話して自己肯定感を上げてもらう最も効果のある方法は
「聞き方をマスターする」です。

人は口は一つで耳は二つです。
人の話をよく聞くように神様が人間を造ったと違う本に書いてました。

まず人の話を聞く

誰でもできます。
簡単なようで難しいです。
話し相手のことを理解する。聞き方も「へ~」「そうなんですか~」「すごいですね~」など感嘆する。

話し相手に気持ちよく話してもらえるように自分の事の2倍は話してもらいましょう。
2倍以上は全然OKです。

今までの私はほぼ自分の事ばかり話していたので、これからは改善したいです。

話し上手な人は、余計なひとことを言わない

話し方がうまくなって人に好かれる前に、嫌われないようにする方が楽で先にした方がいいです。

嫌われる人の特徴「余計なひとこと」を言う。
言わなくていいことや相手が嫌がると分かっているのに、自分の思っていることをついつい正直に言ってしまう。

例えば犬好きで犬を飼っている人に「私は犬嫌いやねん」とか言う必要のないこと言う。
もし自分が犬が嫌いでも目の前に犬がいないのに嫌いとか犬好きのひとに面と向かって言う必要は全くありません。
ただ話しているだけなら犬嫌いでも「そうなんですね~」「かわいいですね~」くらいは言いましょう。

話し方のうまい人は「私は犬を飼ってなくてよくわかりませんがかわいいですよね~」くらいで軽く返したほうがいいし、愛犬家の人も無理にあなたに犬を飼ってくれ、好きになってくれとは言ってません。

話し相手に寄り添う

自分が嫌いと思っていることや、興味がないことを話されるとつらいですよね。
そんな時でも相手の感情に寄り添うのは大事です。
それも心から気持ちを込めて話し相手に寄り添いましょう。

失敗例ですが私の場合興味のないことを話されると「フル無視」か正直に「興味ないねん」とハッキリ言ってしまうのでこれから改善していきます。

悪口は言わない、聞かない、関わらない、

人の悪口や批判、カゲ口を言う人は多いです。
まるで趣味のように話す人もいます(残念ながら)。

そういう人に対応する方法は「関わらない」「近づかない」が一番です。
どうしても関わらないといけないときは、その人の話を聞かない違う話題にする。
自分からは悪口、カゲ口に参加しない。

悪口を言う人、特に頻繁に年がら年中言っている人は心が乾いているようです。
自分の心を満たすために誰かの悪口やカゲ口を言う、言って満足する。
そういう人には関わらない、近づかないのが一番の対策です。

君子危うきに近寄らずです。

運のいい人が使っている口ぐせ3選

  1. ありがとう
  2. おかげさま
  3. 感謝しています

以上の言葉を使ってみましょう。できれば口くせにしましょう。
さほど気持ちが入っていなくても効果があります。

特に「ありがとう」は言いやすいし、言われて嫌な人はいないと思います。
あまり親しくない人や目上の人には「ありがとうごがいます」でもいいです。

コンビニで買い物した時や飲食店で食べ物を運んできてくれた時などサービスをしてもらったときに「ありがとう」「ありがとうごがいます」と言うようにしましょう。
その時の注意点は相手の目を見て言う。
相手の目を見るのは恥ずかしと思う方は鼻を見るならできると思います。
ぜひ実践してみてください。

まとめ

話し方がうまい人は話自体が面白いだけではなく、自分が上手に聞き役になって相手を気持ちよく話させることのできる人です。
語彙力がすごいとか知識が豊富だから話し方がうまいわけではなく、うまく聞き役になって相手に話させて自分は聞き役に徹すればいいです。

私もどちらかというと話していてエキサイトすると論破したくなる方なので、以後気を付けてうまい聞き役を目指します。

著者の松永さんはこれまでにいろいろな本を出版されていますが「人は話し方が9割」のあとに「人は聞き方が9割」を出版されているので次回読書感想文を書きます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
この「人は話し方が9割」はaudibleでも聞けます。